バンベルク市街

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バンベルク市街とは
旧市街が世界遺産に登録された理由は、第二次世界大戦期に実質的に被害を受けることがなく、
中世の景観が維持されているドイツでは稀な地域という点にある。
2005年に市は、世界遺産としての保全活動を支援するために、文献情報センターを設立した。




バンベルク大聖堂
この大聖堂は4つの尖塔をともなう後期ロマネスク様式の建造物である。
大聖堂は長さ約94m、幅28m、高さ26mで、尖塔の高さはいずれも約81mである。

1004年に神聖ローマ皇帝ハインリヒ2世によって最初の造営がなされ、1012年 5月6日に献堂された。
1081年に火災によって一部が損壊したあと、
バンベルクの聖オットー (Otto of Bamberg) によって新たな大聖堂が建造され、1111年に献堂された。
現存する後期ロマネスク様式の大聖堂は、その後の13世紀に完成したものである。

収蔵されている数ある美術作品の中では、
まずはこの教会の建立者である皇帝ハインリヒ2世とその妻クニグンデ皇后の壮麗な大理石の墓を挙げておこう。
これは、1499年から1513年に彫刻家ティルマン・リーメンシュナイダーが彫り上げたもので、
彼の代表作と見なされている。

他の大聖堂の宝物には、バンベルクの騎馬像(germ.:Der Bamberger Reiter)として知られる彫像がある。
おそらくコンラート3世の時期に属するこの彫像は、ほぼ間違いなく1200年頃のものである。
また、大聖堂には ローマ教皇クレメンス2世の墓もある。

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