デル・モンテ城
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デル・モンテ城とは
カステル・デル・モンテは、
イタリア南部プーリア州アンドリアの南約20kmにありサンタ・マリア・デル・モンテの近くに位置し、
付近一帯はアルタムルジャ国立公園(Parco Nazionale dell'Alta Murgia)として指定されている。
イタリア語で、「カステル」が城、「モンテ」が山で「山の城」を意味する。
このことからモンテ城、デルモンテ城とも和訳されている。
建造者であるフリードリヒ2世のイスラム教への理解を示すかのごとく、
築城の位置は当時のキリスト教の拠点である
シャルトルと
イスラムの中心メッカとの2点を結ぶ直線上の地点に立地している。
丘の上にぽつんと立つ美しい城で、
フリードリヒ2世の数学へ造詣を表す黄金比を用いた八角形を象徴的に取り入れており、
全体が八角形の平面で構成され、中央に八角形の中庭を内包し、
8つのコーナーにはそれぞれ八角形の小塔がそびえる。
イタリアのユネスコ・世界遺産(文化遺産)の一つになっていて、
1ユーロセント硬貨の裏面にもなっている。
この城は軍事上でも居城でもなく
別荘または客をもてなすために使用されたと考えられている。
デル・モンテ城