ケブラーダ・デ・ウマワーカ | |||
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ケブラーダ・デ・ウマワーカ |
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ケブラーダ・デ・ウマワーカとは
ウマウアカ またはウマワカ(Humahuaca)は
アルゼンチン北部のフフイ州 (Jujuy)にある町。
1591年にフアン・オチョア・デ・サラテ (Juan Ochoa de Zárate)により作られた。
インディオの言葉である「オマグアカ (omaguaca)」が町の名前の由来であるといわれる。
かつての植民地時代の名残である、教会や役場や独立記念碑などが町を特徴づけている。石畳の街道や街灯、赤茶けた泥レンガの家の壁も植民地時代のまま残っている。
この町の最大の行事は、8日間も続くカーニバルである。
ウマウアカのカルナバルを歌ったフォルクローレ、エル・ウマウアケーニョ(ウマウアカから来た男もしくはモノ)は、アンデスのフォルクローレの中でも特に有名な曲の一つである。
町の観光名所はウマウアカの谷である。
ウマウアカの谷
ウマウアカの谷 (Quebrada de Humahuaca)は、アルゼンチン北部のフフイ州にある、
河川浸食によって出来た深く狭い渓谷である。
この渓谷はパラグアイ川の支流の一つであるリオグランデ (río Grande)により形成された。
東部山脈地帯に位置する。南北に延びており、北に行くほど標高は高くなる。スペイン侵略以前より、アンデス高地との交通の要所であったと思われる。
この谷には、荒漠とした見事な景観があり、南北に点在する文化的に貴重な遺産が残されている。
七色の丘 (Cerro de los Siete Colores)、マイマラ (Maimará)、ティルカラ (Tilcara)、ウマウアカなどで有名なプルママルカ
(Purmamarca)はその代表的な例である。
ケブラーダ・デ・ウマワーカ
人は、なぜ世界遺産に魅せられるのか