イルリサット・アイスフィヨルド |
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ブダペストのドナウ河岸 |
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イルリサット・アイスフィヨルドとは
イルリサット氷河は町の側にあり、
延長は約40kmでディスコ湾に注いでいる氷河である。
氷河の流路は西方向であり、その東端にはヤコブスハン・イズブラエ氷河(Jakobshavn Isbrae Glacier)がある。
イルリサット氷河は一日あたり20から35mも流動する氷河であり、年間200億トンの氷の流量がある。
氷河より海に流出した氷塊は、砕けて様々な大きさの氷山となるが、
氷山のサイズによっては浅海底に接触しその場に留まるものもある。
外海に流出した氷山は、海流により一時北方向に運ばれた後に南へ方向を転じ、大西洋へ流出する。なお、イルリサット氷河は2004年に世界遺産に登録されている。
イルリサットについて
イルリサット(Ilulissat)はグリーンランド西岸中部に位置する町。
グリーンランドで三番目に大きい町であり、人口は約4,000人。
北緯69度の北極圏内にある。かつては、デンマーク語でヤコブスハン Jakobshavnと呼ばれていた。
イルリサットのグリーンランド語における意味は「氷塊」である。
イルリサットは直接、海に流出しているイルリサット氷河(Ilulissat ice fjord)の河口にある。
この氷河が著名な観光地となっており、観光業が町の主要産業となっている。
イルリサット・アイスフィヨルド
人は、なぜ世界遺産に魅せられるのか