コナーラクのスーリヤ寺院 | |||
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コナーラクのスーリヤ寺院 |
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コナーラクのスーリヤ寺院とは
コナーラクのスーリヤ寺院とは、
インド・オリッサ州コナーラクにあるヒンドゥー寺院である。
1984年に、UNESCOの世界遺産に登録された。
建設されたのは、13世紀の後期東ガンガ朝時代である。
ナラシンハデーヴァ1世が王子の頃より建設が始められ、完成には20年近くかかった。
祀られているのはヒンドゥーの太陽神であるスーリヤであり、境内の広さは約180m×260mある。
その境内の中央部には、寺院が建立されると同時に、周囲には多くの祠堂や彫刻が建設された。
スーリヤ寺院を有名にしているのは、壁面を彩るヒンドゥー彫刻である。
7頭の馬に曳かれる馬車に乗っていたという
太陽神スーリヤの話がインドの古代文学である『ヴェーダ』にあるが、
スーリヤ寺院にはそれをモチーフにした馬車が彫刻として残っている。
高さ3mの車輪が基壇に彫られ、その数は24に及ぶ。
コナーラクのスーリヤ寺院
人は、なぜ世界遺産に魅せられるのか