マリタイム・グリニッジ

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マリタイム・グリニッジとは

グリニッジはグレーター・ロンドン南東部の町で、
グリニッジ・ロンドン特別区のテムズ川南岸に位置している。
グリニッジ標準時の基準となる都市として、また「マリタイム・グリニッジ」(海事都市グリニッジ、河港都


<観光名所>
水運と密接に結びついてきたグリニッジの歴史的建造物群は、世界遺産に登録されている。
グリニッジ天文台がある都市としてよく知られており、この天文台をグリニッジ子午線が通っている。
かつて、協定世界時に置き換えられるまでは、グリニッジ天文台での時間計測に基礎を置いたグリニッジ標準時が用いられていた。
グリニッジはもはや実用的な天体観測を主導する場ではないが、いまなお報時球は正確に午後1時を知らせ、
町にはジョン・ハリソンの海事クロノメーターをはじめとする天文学や航海術に関する道具を集めた博物館もある。


天文台は、プラセンティア宮殿の敷地を利用したグリニッジ公園内にある。公園にはイニゴー・ジョーンズ作のクイーンズ・ハウスを含む国立海事博物館 (National Maritime Museum) があり、全ての建築物は自由に訪れることが出来る。

旧王立海軍大学 (The Old Royal Naval College) は、
クリストファー・レンの手がけた丸天井付きの傑作で、世界遺産登録地の中央に位置している。
ここはグリニッジ財団 (the Greenwich Foundation) が管理しており、毎日訪問者に無料で開放されている。

旧大学内のいくつかの建造物はグリニッジ大学に貸されているが、
the King Charles blockは、Trinity College of Musicに貸されている。

また、ジェイムズ・ソーンヒル (James Thornhill) が塗装したペインティド・ホール (Painted Hall) やセント・ピーター、セント・ポール両礼拝堂(後者の内装はJames Athenian Stuartが手がけた)も、毎日グリニッジ・ヴィジター・センターからガイド付きツアーが出発している通り、一般に開放されている。


グリニッジには扇を集めた世界唯一の扇博物館 (Fan Museum) があるのも特徴的である。
この博物館はクルームズ・ヒル10番地から12番地にあり、
同じクルームズ・ヒルには、ネヴァダ・ストリートの交差点の角にグリニッジ劇場 (Greenwich Theatre) がある。
グリニッジには劇場が二つあるが、もうひとつはグリニッジ・プレイハウス (en:Greenwich Playhouse) である。


クリッパーの「カティーサーク」は川沿いの乾ドックで保存展示されている。
2006年から帆船の大規模な保存プロジェクトが始動し、2008年9月に終了する予定であった。
しかし2007年5月21日に火災事故が発生、現在復元の見通しは立っていない。
現在船や周辺にアクセスすることは、修復の都合で制約されるが、それはこのサイト(外部リンク)で確認が取れる。

そのそばには、長い間、フランシス・チチェスター (Sir Francis Chichester) が226日間世界一周(1966年 - 1967年)を行ったケッチである「ジプシー・モス4世号」(Gipsy Moth IV) も展示されていたが、第二の航海歴を積み重ねるための大規模な修繕のために2004年に移送された。




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