プリトヴィツェ湖群国立公園 | |||
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プリトヴィツェ湖群国立公園 |
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プリトヴィツェ湖群国立公園とは
プリトヴィツェ湖群国立公園は
クロアチアの国立公園の一つで、ボスニア・ヘルツェゴビナ国境に近い
プリトヴィツェ湖群市(Plitvice Lakes municipality)に位置する。
滝で結ばれる階段状に並んだ16の湖が美しい景観を作り出しており、
1979年にユネスコの世界遺産に登録された。
プリトヴィッチェ湖群国立公園[1]、プリトヴィチェ湖群国立公園[2]などとも表記される。
プリトヴィツェ湖群国立公園の概要
プリトヴィツェ湖群は一般にディナル・アルプス山脈と呼ばれる山地に点在するカルスト地形の一つで、
Lička Plješevica山(Gornja Plješevica山頂の標高1640m)、
Mala Kapela山(Seliški vrh山頂の標高1280m)、Medveđak山(標高884m)の
山間に広がるプリトヴィツェ台地に位置し、湖群名もこの台地名によっている。
16の湖は、山間から流れ出てくる水が標高636mから503mまで、
およそ8kmにわたって南北方向に流れる中で形成されており、上流の湖群と下流の湖群がある。
湖群はおよそ2km²に渡って広がり、下流端にある湖からコラナ川(Korana)に流れ出す。
一帯の地質は主にドロマイト(白雲岩)と石灰岩のカルストからなり、
このことが際立って特徴的な景観が生まれる素因となっている。
湖群は、コケ類、藻類、バクテリアなどの
光合成が関与して生まれた石灰質堆積物(石灰華)の自然のダムからできている。
植物片を混じえた堆積物は年々積み重なり、年1cmの割合で堆積物のダムが高くなっていく。
湖群は紺碧、紺青、灰色など、目を見張るような色合いをもつ。
水の色はミネラルや有機物の量、あるいは日照の角度などによって絶え間なく変化する。
プリトヴィツェ湖群国立公園
人は、なぜ世界遺産に魅せられるのか