ピレネー山脈のモン・ペルデュ | |||
---|---|---|---|
ピレネー山脈のモン・ペルデュ |
|||
ピレネー山脈のモン・ペルデュとは
モン・ペルデュは、
フランスとスペインの国境に近い、ピレネー山脈のスペイン側斜面の山頂の名前。
山頂の標高は3352mで、これはピレネー山脈の山としては三番目に高く、
石灰質の山としてはヨーロッパ最高峰を誇る。
「モン・ペルデュ」はフランス語名称で、スペイン語では「モンテ・ペルディード」。
ともに「孤立した山」の意味である。
日本では「ペルデュ山」「ペルディド山」などとも表記される。
モン=ペルデュ山塊 (Massif du Mont-Perdu) といった場合、
一般にはカヴァルニー圏谷からなる石灰質の山塊、およびその山頂群や稜線群、
そしてモン・ペルデュそれ自体の最高点(絶頂)などを含むものとして理解される。
この山を中心とするフランス・スペイン国境付近一帯は、
「トレス・セロルス=モン=ペルデュ」(Tres Serols-Mont-Perdu) もしくは「ピレネー山脈のモン・ペルデュ」(Pyrénées-Mont
Perdu) の名で、世界遺産に登録されている(前者は国連環境計画の「保護区・世界遺産リスト」での名称、後者はユネスコの「世界遺産リスト」での名称である)。
ピレネー山脈のモン・ペルデュ
人は、なぜ世界遺産に魅せられるのか