ブダペストのドナウ河岸 | |||
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ブダペストのドナウ河岸 |
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ブダペストのドナウ河岸とは
「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」は、
ハンガリーの世界遺産の一つである。ハンガリーの首都ブダペストはその美しさに定評があり、「ドナウの真珠」、「ドナウのバラ」、「ドナウの女王」、「東欧のパリ」など、それを称える異名をいくつも持っている。
この世界遺産はその街並みが登録されたもので、登録名が示すようにドナウ川両岸の歴史地区、
そして大陸ヨーロッパ初の地下鉄が通るアンドラーシ通りが対象となっている。
ハンガリーが世界遺産条約を批准したのは1985年である。
この物件はそれから間もなく推薦され、1987年の第11回世界遺産委員会(パリ)で、
「ホッローケー」(現「ホッローケーの古い村落とその周辺」)とともに、
ハンガリーで最初の世界遺産となった。このときの登録名は「ブダペスト、ドナウ河岸とブダ城地区」であった
ハンガリー政府はその後、
アンドラーシ通りとその地下を通るブダペスト地下鉄(1号線)の拡大登録を申請した。
この拡大申請は、2002年6月に地元ブダペストで開催された第26回世界遺産委員会で審議され、
申請どおりの拡大が認められた。
拡大部分の登録直後の名称は「アンドラーシ通りと一千年記念地下鉄」
(Andrássy Avenue and the Millennium Underground Railway / l'avenue Andrassy
(1872-85) et le métropolitain du Millénaire (1893-96)) であった。
なお、あわせて緩衝地域の拡張を勧めることが決議された。
その時点では旧来の登録名と拡大要素の登録名を合わせた新名称は確定していなかったが、
翌年の第27回世界遺産委員会(パリ)で登録名の変更が認められ、
「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」となった
ブダペストのドナウ河岸
人は、なぜ世界遺産に魅せられるのか